3月に米国で開かれた「スポーツスタッキング」の世界大会で、13〜14歳男子の部1位に輝いた首里中学校3年の久場雄真人(ゆまと)さんが8日、県庁を訪れ、文化観光スポーツ部の諸見里真部長に優勝を報告した。

 三つ重ねたカップの3セットを積み上げて崩す速さを競う「3−3−3」の種目で、日本新記録1・813秒を達成。実際に競技を披露し、スピード感ある見事なカップさばきをみせた。

 久場さんは、6月に東京で開かれる全国大会に出場する。「前回は総合2位の結果で悔しかった。今回こそは1位を取って沖縄に帰りたい」と抱負を述べた。諸見里部長は「世界で戦った経験は今後の財産になる。支えてくれた家族に感謝しながら頑張って」と激励した。(社会部・末吉未空)