声優の小野友樹が7日、東京・国立競技場でアニメ映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』(4月19日公開)の公開記念記者会見に登壇した。

 『ブルーロック』は、週刊少年マガジンで連載中の同名漫画が原作で、サッカーW杯で敗れた日本代表に足りない“圧倒的エゴイズムを持ったFW選手”の誕生を目指し、日本が国を挙げた高校生選手育成プロジェクトを開始するサッカー作品。映画では、別冊少年マガジンで連載中の『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作とし、天才・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”での戦いを再構成、新たな物語を描く。

 國神錬介役の小野は、同作初となる劇場版について「テレビアニメを作っているときから、『映画になったらもっとすごいことになりますよね』と話していて、それがこんなにも早く実現するなんて」と喜び、「まずは見ていただきたい」と力強く伝えた。

 続けて試写で完成版を見た際に「10分に1回くらい泣いていた。見終わったとき、1試合終えたのかなと思うくらいカラカラでした(笑)」と告白。「普段からキャラクターとして思いを込めて、すべてをかけてやっているんですが、迫力ある音響の中で見るとそれが倍増する」とし、「ぜひ劇場で見ていただきたい」と呼びかけた。

 会見にはこのほか、劇場版の主題歌を担当するNissy(西島隆弘)とSKY-HI(日高光啓)、FC東京の荒木遼太郎選手も参加した。