俳優の松本まりか(39)が19日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(21日スタート、毎週日曜 後10:00)制作発表会見に登壇。他局のドラマ名を繰り返す、”異例”な一幕があった。

 今作は、相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリー。狙った的を決して逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本)が、本気の婚活を開始。それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。

 GP(ゴールデンプライム)帯ドラマ初主演の松本は「15歳で仕事を始めて、GP帯の主演ドラマをやれる人になりたいなと思っていて。でも現実は違くて」としみじみ。「四半世紀経って、きづいたらそこに立てているという夢みたいなお話」と目をうるませた。

 そして、会見に参加した同局の新入社員に対し「思い続けたら四半世紀ぐらいかかることもありますが、叶うこともあると信じて、これから仕事をしていっていただけたらうれしいなって思います」とエールを送った。

 最後に、座長としてあいさつを任された松本は、たっぷり息を吸った後、「日曜劇場『アンチヒーロー』の後は、日10ドラマ『ミス・ターゲット』」とアピール。「これだけは覚えて帰って」と繰り返し、笑いを誘った。

 会見には、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹も登壇した。