チャンピオンシップ(CS)進出に向けて負けられない戦いが続く広島ドラゴンフライズ。B1で4勝しか挙げていない富山とホームで対戦、最後の勝負に向けてどう戦ったのか、注目です。

広島ドラゴンフライズ vs. 富山グラウジーズ(広島サンプラザ)

4月13日(土)ゲーム1

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序盤、広島ドラゴンフライズは、ディフェンスが甘くなり、中地区最下位の富山相手に一進一退の攻防となります。第2クォーター、残り4分23秒からオールコートディフェンスを敷くとスティールに成功し、ドウェイン・エバンス のダンク。ニック・メイヨ の3ポイントシュート。

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さらにエバンスがスティールからまたまたダンク。一気にリードを広げます。

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その後も容しゃなく次々とシュートを決め続け、全員得点のおまけ付きで今季最大の38点差でゲーム1を圧勝、カイル・ミリング ヘッドコーチの通算100勝目となりました。(広島 84−46 富山)

4月14日(日)ゲーム2

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この日も観客4100人突破でシーズン年間、1試合平均4000人以上が確定しました。ゲームは前日の反省を生かし、序盤から積極的なディフェンスでエバンスがスティールから速攻を決めて先制すると、エバンス、メイヨが3ポイントを決めて一気に10対1と大きくリードします。

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さらに今季、3ポイントの1試合平均成功数キャリアハイタイの 山崎稜 が、3ポイントシュートを2本決めきって、10点差で第2クォーターへ。

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今度はインサイドで 河田チリジ がオフェンスリバンドからダンク。そして、上澤俊喜 、船生誠也 、武内理貴 が3ポイントを決めて、23点差とリードを広げると、広島はそのままリードを保って富山に連勝しました。(広島 83−65 富山)

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広島ドラゴンフライズ 上澤俊喜 選手
「初めて古巣との対戦をホームで迎えることができたというのはうれしく思いますし、チームでボールを回して全員が得点できるようなプレースタイルがぼくらのバスケットだと思うので、この2日間はそれを体現できたかなと思います」

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― 島根戦の敗戦ショックを払しょくする快勝。島根が琉球に1敗したため、ワイルドカード争いで再び同率で並びました。今週末には島根が西地区2位の名古屋、広島は西地区下位の京都・大阪と負けられない戦いが続きます。