パリ五輪の代表獲得に向け、郷土勢が大きく前進です。

体操・個人総合の全日本選手権、男子決勝がきのう(14日)群馬県で行われ、岡山市出身の20歳、岡慎之助選手が準優勝に輝きました。

パリ五輪の代表選考会も兼ねる全日本選手権。岡選手は2種目目のあん馬でミスをするも、続くつり輪で見事な着地を決め挽回します。

このあとの跳馬や平行棒でも安定した演技で高得点をマーク。最後の鉄棒もきれいにまとめ最終的な順位は2位。初の五輪代表に向け、前進しました。

(岡慎之助選手)
「緊張したところでまだミスが出てしまうので、そこがまだ自分の弱いところなので、そこを強化していきたいと思っています。代表に選ばれるように頑張っていきたいと思います」

また、関西高校出身の土井陵輔選手は5位に入りました。体操のパリ五輪の代表はすでに内定している橋本大輝選手を除く残り4枠。今大会と5月に行われるNHK杯の合計点などで決まります。