新型コロナの流行時には弁当を配布していた「のいちご会」のメンバー=伊万里市の二里コミュニティセンター

 伊万里市のNPO法人「のいちご会」は21日、二里町のコミュニティセンターで子ども食堂を実施する。毎月第3日曜に市内13カ所のコミセンを巡回しながら開き、子ども(中学生以下)100円、大人200円で利用できる。

 同会は子どもの暮らしを支援する活動に取り組み、6年前から子ども食堂を開いている。新型コロナウイルスの流行で弁当の配布に切り替えていたが、今回から来場して食べてもらう形に戻す。

 21日は午前11時半に開店し、カレー150〜200食を用意する。大瀧美奈子理事長(63)は「みんなで楽しく食事をしましょう」と呼びかける。活動に協力するボランティアスタッフや食材の提供を募っている。問い合わせは大瀧さん、電話080(4692)3874。(青木宏文)