セルティックOBが古橋亨梧のシーズン終盤での活躍に大きな期待を寄せている。

 昨季はリーグ戦で27ゴールをマークし、得点王に輝いた古橋。しかし、今季はブレンダン・ロジャーズ監督のもと、得点数が減少。リーグ戦ではここまで10ゴールに留まっている。最近ではスタメンから外れ、途中出場する試合も少なくない。

 それでも4試合ぶりに先発復帰した現地時間3月16日のセント・ジョンストン戦(3−1)では、1ゴール・1アシストの活躍ぶりで、復調の兆しを見せている。

 スコットランドメディア『Daily Record』によると、元セルティックのFWゲリー・クリーニー氏は、そんな古橋について、こう述べている。
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「キョウゴはロジャーズから多くのことを学んだだろう。違うスタイルのサッカーで何を成し遂げようとしているかをね。新しい監督が来ると、スタイルは変わる。そしてシステムが変われば、ストライカーも適応する必要がある。

 彼の動きは健在だ。その動きは今でも変わらず俊敏で、ディフェンダーが守るのが難しいエリアに入っていく。変化に素早く適応できる選手もいれば、そうでない選手もいる。ドイツに行ったハリー・ケインなどは例外かもしれないが、関係なくプレーし続けるストライカーはほとんどいないよ」

 クリーニー氏はさらに続けて、「国が変われば時間が与えられるのに、マネジメントが変わっても時間が与えられないのはおかしなものだ。彼は残りのリーグ戦で違いを生み出す存在になるだろう」とし、4月7日に行なわれるレンジャーズとの大一番では「バックラインに問題を引き起こす可能性があることは間違いない。彼は本当に危険だ」と期待を寄せた。

 これまでゴールを量産し続けてきたセルティックのエース、古橋。その得点力に疑いはない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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