ライバルにプレッシャーをかけた大事な勝利をもたらしたのは、旗手怜央と古橋亨梧だった。

 セルティックは4月13日、スコットランドリーグ第33節でセント・ミレンに3−0で勝利した。スコアレスで迎えた後半序盤、旗手の見事な一発で均衡を破ると、8分後に古橋がヘッドで追加点を奪取。最後は終了間際にアダム・アイダがダメ押し点をあげて快勝している。

 この勝利で首位セルティックは2位レンジャーズに4ポイント差とした。14日にロス・カウンティ戦を控える宿敵に大きな重圧を与えたかたちだ。

 貴重な得点となった旗手と古橋のゴールをアシストしたのが、SBのアリスター・ジョンストンだ。右サイドからのパスで旗手のシュートをお膳立てすると、さらに古橋の頭へどんぴしゃのクロスを入れている。
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾
『The Scotsman』によると、そのジョンストンは「レオのゴール、ワォ!だね」と、日本人選手たちに賛辞を寄せた。

「あれは本当にアシストと呼ぶことができないよ。僕はパスしただけで、『好きにしてくれ』というものだった。ああやって上隅に決めれば、セーブ不可能だ」

「2点目は、キョウゴの動きが素晴らしかった。危険なエリアにボールを入れたら、彼はほとんど生かしてくれる。あれだけ小さいのに、空中戦で素晴らしいんだ」

 レンジャーズはロス・カウンティ戦を終えると、17日の未消化分でダンディーと対戦。ここでセルティックとの消化試合の違いはなくなる。両チームがどのような立場で残り5試合のラストスパートに向かうことになるのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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