インテルは11日、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチとブラジル代表MFカルロス・アウグストの負傷について発表した。


 アルナウトヴィッチとC・アウグストは、現地時間9日に行われたセリエA第28節ボローニャ戦(1−0○)に揃って出場。66分に途中投入された前者は試合終了までプレーし、左ウイングバック(WB)でスタメン起用された後者は後半開始と同時にオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースとの交代でピッチを後にしていた。


 クラブの発表によると、現地時間11日月曜日の朝に行われた検査の結果、アルナウトヴィッチは右ハムストリングの肉離れ、C・アウグストは右ふくらはぎの筋肉疲労と診断されたという。現時点で全治期間は明らかになっておらず、数日以内に状態が再評価される見込みと伝えられている。


 なお、11日のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、両選手は現地時間13日に控えるアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグを欠場する見込みとのこと。アルナウトヴィッチは今後1カ月程度に渡って戦列を離れ、復帰は4月上旬のセリエA第31節ウディネーゼ戦以降になるという。また、C・アウグストについては、現地時間4月1日のセリエA第31節エンポリ戦には出場できる見込みで、早ければ今週末のナポリ戦でベンチメンバー入りを果たす可能性もあるという。


 アルナウトヴィッチは昨年夏に久々のインテル復帰を果たし、ここまで公式戦29試合の出場で4ゴール3アシストをマーク。先月に行われたアトレティコ・マドリードとのCLラウンド16・ファーストレグでは、途中出場から値千金の決勝点をマークした。一方、モンツァからレンタル加入中のC・アウグストはここまで公式戦37試合に出場し1ゴール3アシストを記録。先発起用の機会こそ限られているものの、出場した試合では好パフォーマンスを見せている。