ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督は1日、ボカ・ジュニオルス所属のエディンソン・カバーニと、インテル・マイアミ所属のFWルイス・スアレスは代表メンバー候補であると記者会見で語った。


 カバーニはウルグアイ代表として公式戦136試合に出場し58ゴールを記録。一方、スアレスは138試合に出場し68ゴールを記録するなど、同代表の主力として長年に渡って活躍し、ともに37歳となった現在も所属クラブで得点を重ねている。


 だが、FIFAワールドカップカタール2022以降、カバーニは代表に呼ばれておらず、スアレスは昨年11月に行われたFIFAワールドカップ2026南米予選第6節のボリビア代表戦(3−0でウルグアイが勝利)での17分間の出場にとどまっており、両選手ともに3月23日に行われたバスク代表との親善試合(1−1のドロー)と3月26日に行われたコートジボワール代表との親善試合(1−2でウルグアイが敗戦)のメンバーに招集されなかった。


 このような状況を踏まえ、記者からカバーニとスアレスが代表に呼ばれていないことを言及されると、ビエルサ監督は「カバーニとスアレスはウルグアイ代表のメンバー候補だ。この2選手を招集しないなんて、私は言わない。そんなこと、過去に言ったことはないし、今後も言うことはないだろう」と語り、ウルグアイ代表をけん引してきたカバーニとスアレスが代表に呼ばれる可能性はあることを強調した。


 続けてビエルサ監督は「私は彼らが出場している全ての試合を見て、検討し、そのうえで決断を下している。私が、スアレスとカバーニが出ている試合を見逃したことはない」と語り、両選手の状態をチェックし続けていることを説明した。