GⅠ馬不在の今年こそ

3月23日(土)に中山競馬場を舞台に争われる日経賞(GⅡ・芝2500m)。22年にはタイトルホルダーがここをステップに天皇賞(春)を制したように、東の前哨戦として重要な位置付けにある一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ボッケリーニ

●短評
昨年、一昨年と2着したリピーター。いずれもGⅠ・3勝馬タイトルホルダーに勝利こそ阻まれたが、GⅡ、GⅢ通算成績【3-7-1-3】連対率71.4%と、このクラスでは崩れない強さを持っている。また、近3走も異なる条件の重賞をいずれもタイム差なしの2着と好走しており、衰える様子は微塵もない。今年はこれまで立ち塞がったGⅠ馬も不在で、三度目の正直となるか注目したい。

●データ
過去10年において「栗東所属かつ前走2番人気で連対」した馬は【2-2-0-0】勝率50.0%、連対率、複勝率100.0%、単回収率317%、複回収率210%と一度も連対を外していない。そのほか、「継続騎乗のノーザンファーム生産馬」も【2-2-2-6】複勝率50.0%と、堅固なデータが揃っている。

AI予想エンジンKAIBA
◎ボッケリーニ
◯シュトルーヴェ
▲クロミナンス
△マイネルウィルトス
×マテンロウレオ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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