酒かすや米粉など日本酒造りで生まれる副産物を活用したクッキーが誕生しました。いったいどんな味なんでしょうか?

山形の「出羽桜」に新潟の「八海山」ー。人気の日本酒の名前です。いま高知市の高知蔦屋書店で販売されているのが「蔵元すい〜つ」と名づけられたちょっと変わったクッキー。日本酒を造る過程で生まれる「米粉」と「酒かす」を使っています。

高知市の酔鯨酒造は「米粉」と「酒かす」を主に畜産の飼料として販売していましたが、SDGsの観点から付加価値をつけて有効活用したいと高知市の菓子メーカー「アンファン」に依頼しクッキーを製作。

全国8つの蔵元の酒かすと酔鯨の米粉を使ったクッキーは、それぞれの味も風味も違うと言います。酔鯨のクッキーのお味はー。

西森純子記者:(試食・蔵元すい〜つ(酔鯨))「ほんのり、酒粕の香りがします。非常サクサクしててあっさりとした甘さで、ほのかに酒粕の風味、香りが残っていて非常に食べやすいです」

「蔵元すい〜つ」はグルテンフリーで卵を使っておらず、米粉の風味も感じる一品。高知蔦屋書店のほか「酔鯨オンラインショップ」で購入できます。

【おやつ市場】店内ではこのほか全国各地の和菓子や洋菓子およそ400点を集めた「おやつ市場」も開催中。一個単位で買えるものも多く、食べ比べも楽しめます。

買い物客:「好きなのをそれぞれ買えるので、買いやすい。おやつとか実家に持っていこうかな」「レモンケーキが好きなんで」
Qどちらの?
「いろんな所の全部、食べ比べるために買いました」

高知蔦屋書店・西谷智子さん:
「ここに来ただけで全国のお菓子をすぐ食べられるっていう、旅行に行った気分になっていただけたらうれしいなと思います」

おやつ市場は5月12日日曜日まで開催しています。