東北最大規模の伝統の市、「鹿島台互市」が、10日から宮城県大崎市で始まり買い物客でにぎわっています。

大崎市の鹿島台互市は、鹿島台の総合支所から続く昭和通りを中心におよそ180の露店が軒を連ねます。

TBC

季節の花や木、種いもから金物や木工品までさまざまなものが販売されています。初日は通りを埋め尽くすほどのにぎわいを見せていました。

TBC

店主:
「これ、ハチャメチャ安いんだから。じゃあ、あと100円引く」

TBC

客は店主との会話を楽しみながらそれぞれ目当ての物を買っていました。

客:
「昔懐かしく、今あまりこういうところない。ジョナゴールド、安くてついつい買ってしまった」
「こういえばああいうで返ってくるから。外に出て人と話をするのが好き」

TBC

鹿島台互市は、明治時代に鹿島台村の村長として質素な暮らしを貫き「わらじ村長」と呼ばれた鎌田三之助が始めたもので、今年で115年目となります。この互市は、あさってまで開かれています。