春の交通安全運動の一環として、宮城県内の学校や交差点などで15日、自転車のヘルメット着用を呼びかけるキャンペーンが行われました。

このうち宮城野区の仙台三高で行われたキャンペーンには、警察官や生徒などがおよそ20人が参加しました。

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登校する生徒にチラシなどを配りながら自転車のヘルメット着用を呼びかけました。去年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、県内の高校では、校則に着用を義務づけるところが増えたということです。

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仙台三高生徒会長 森田侑祐さん:
「三高生は自転車通学が多くて、三高生の命も守るために非常にヘルメットというものは大切なものだと思います」

仙台三高生徒会長 森田侑祐さん

県警によりますと、今年1月から3月までに起きた自転車が関わる交通事故でけがをした124人のうち26人が高校生だということです。
県警は、ヘルメットが死亡事故の防止に役立つとして、高校生に向けた啓発運動を定期的に行っていくとしています。