「仙台うみの杜水族館」の生き物たちをシリーズでご紹介しています。2回目は大人気オタリアの「チャコ」です。イベントデビューから半年、ボールを鼻に乗せる新たなパフォーマンスの練習に励んでいます。テレビカメラはもちろん、人前での披露も初めてです。

ここ仙台うみの杜水族館で2022年9月に生まれたアシカの仲間、オタリアのメスの「チャコ」。

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体重は、45キログラムにまでなりました。手を振るパフォーマンスもできるようになりましたが…。テレビカメラに気づくと、逃げちゃいました。

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生まれたころはおよそ12キログラム。バックヤードでミルクを飲むなどしながら成長してきました。

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そんなチャコも1歳となった去年9月にイベントデビュー。手を振ったり、おなかを見せたりとこれまでに4つのパフォーマンスを習得しました。

それから半年。新たに鼻の先にボールを乗せる技に挑戦しています。

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海獣担当・寺沢真琴さん:
「鼻の上にボールを乗せて、そのボールを落とさないようにバランスを取りながら維持するのが理想です。目標は3秒です」

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オタリアの優れたバランス力を発揮する、このボール乗せ。お母さんのカルーアはこの通り、お手のものです。

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海獣担当・寺沢真琴さん:
「オタリアたち、アシカの仲間は、ひげが鼻先にたくさん付いていましてバランス感覚に優れていまして、そのバランス感覚を生かした種目になります」

2週間ほど練習を重ねてきたチャコ、テレビカメラの前での挑戦、果たして、うまくいくでしょうか。目標は3秒間です。

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ちょっと置いただけのようにも見えますが…、そこはご愛敬。

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海獣担当・寺沢真琴さん:
「今までやった中だと一番ボールを追う行動が出ていたので、日々進歩していると思います」

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これからさらに長い時間ボールを乗せられるよう練習を重ね、オタリアフレンドリータイムでの披露を目指します。