在日アメリカ海軍の駆逐艦シュープが29日、仙台港に入港し、30日は艦内が報道公開されました。シュープの艦内に日本のメディアが入るのは初めてだということです。

仙台港に入港した横須賀基地所属の在日アメリカ海軍の駆逐艦シュープ。

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「こちらが操舵室ですがいろいろとご覧になってください」

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船を操縦する操舵室の中が報道公開されました。運航中は、乗組員15人が常駐し、自動操縦も可能だということです。

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「特別なんですが、もしよかったら順番に座ってみてください」

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そこで記者も。

阿部航介記者:
「こちらが駆逐艦シュープの艦長席。特別に座らせていただきました。ここからの景色はかなり壮観です」

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シュープは、全長142m、排水量8650トンの対空戦闘能力を備えたミサイル駆逐艦です。デッキには、対空や水上での戦闘で使われる巨大な「5インチ砲」があり船首と船尾には、ミサイルの垂直発射システムが合わせて96個設けられています。シュープの艦内が日本のメディアに公開されたのは初めてです。

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シュープ艦長 デール・R・トゥアテロッテ中佐:
「ビーフタン、ズンダモチ、ササカマ」

シュープ艦長 デール・R・トゥアテロッテ中佐

アメリカ海軍の艦船が宮城に寄港するのは13年ぶりで、乗組員や海上自衛隊の隊員らが参加し歓迎セレモニーも開かれました。

シュープ艦長 デール・R・トゥアテロッテ中佐:
「船員たちにとっては、外に出て地元の人に出会い、地元の文化を楽しむ機会になる」

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今回の寄港は燃料や食料の補給のほか、乗組員の休養が主な目的だということです。詳しい滞在期間は明らかにされていませんがしばらくの間、仙台港に停泊するということです。

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しばらくの間、停泊しているということですが防犯や安全管理上一般の人が近付くことはできないということです。