きょう6日(月)は発達した雨雲が西日本にかかっており、長崎県では「非常に激しい雨」を観測した所があります。夕方から夜の帰宅時間は、九州から東海にかけてと、北海道の日本海側で「激しい雨」の降る所があるでしょう。風が強く横なぐりの雨となる所も。道路の冠水や落雷、突風にも注意が必要です。

長崎県で非常に激しい雨 非常に強い風も

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きょう6日(月)は西から低気圧や寒冷前線が近づいており、午後2時現在、西日本を中心に発達した雨雲がかかっています。
長崎県平戸市では1時間に57.5ミリと「非常に激しい雨」を観測しました。そのほか1時間降水量は徳島県海陽町で48.5ミリ、長崎県対馬市の鰐浦39.5ミリ、高知県室戸市の佐喜浜37.5ミリなどとなっています。

また、南風が強く、最大瞬間風速は石川県加賀市(加賀中津原)で25.6メートル、福井県敦賀市24.6メートルなど「非常に強い風」を観測した所もあります。

帰宅時間に激しい雨の所も 雨はいつまで

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寒冷前線の東進に伴い、強い雨のエリアはさらに東へ広がります。
九州は夕方にかけて、中国・四国は夜にかけて雨のピークとなり、局地的にはバケツをひっくり返したように「激しい雨」が降るでしょう。四国では道路があっという間に冠水するほど「非常に激しい雨」の降る所がありそうです。車の運転はご注意ください。あすは未明まで雨の残る所がありますが、次第に晴れ間が広がる見込みです。

近畿はあす明け方にかけて、東海、北陸は今夜からあす朝にかけて、雨の降り方が強まり、所々で「激しい雨」が降るでしょう。また、今夜にかけて南風が強く、あすは次第に西または北よりの風に変わりそうです。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。あす日中は天気が回復に向かい、風も弱まるでしょう。

関東甲信や東北もすでに雨の降りだしている所があり、今夜から雨の範囲が広がります。あす朝の通勤通学時に雨や風のピークとなり、激しい雨や横なぐりの雨となる所があるでしょう。北海道は日本海側を中心に雨で、今夜からあす明け方にかけては局地的に激しい雨が降りそうです。東北や北海道ではあすは暴風が吹き荒れる恐れがあり、警戒が必要です。