メンシーク(カタールOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は27日にシングルス1回戦が行われ、18歳で世界ランク87位のJ・メンシーク(チェコ)が同31位のB・チョリッチ(クロアチア)を4-6, 6-3, 7-6 (9-7)の逆転で破り、ツアー2大会連続の初戦突破を果たした。

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18歳のメンシークは前週のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)でA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、A・マレー(イギリス)、A・ルブレフ、G・モンフィス(フランス)を下す快進撃でツアー初の決勝に進出。決勝ではK・ハチャノフに敗れ準優勝となったものの、充実の1週間を過ごした。

2週連続でツアー大会に出場することとなったメンシークは1回戦でチョリッチと顔を合わせた。第1セットは終盤の第9ゲームでブレークを許し先行されたメンシークだったが、第2セットでは第6ゲームでフォアハンドのウィナーを決めブレークに成功し1セットオールに追いつく。

ファイナルセット、第3ゲームで先にブレークを果たしたメンシークだったが、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで1本のマッチポイントを逃がし土壇場でブレークバックされ、このセットはタイブレークに突入する。

タイブレークではチョリッチに先にマッチポイントを握られるも、ここをフォアハンドストロークでしのぎ、最後は自身に訪れた3度目のマッチポイントでラリー戦を制して、2時間54分の激闘の末に2回戦進出を果たした。

メンシークは前週大会と今大会の直近6試合で世界ランキングトップ50の選手を4人撃破した。

勝利したメンシークは2回戦で第8シードのダビドビッチ フォキナと対戦する。ダビドビッチ フォキナは1回戦で同59位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。

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