2月に行われた日本リーグでの清水
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男子テニスのデリー・オープン(インド/ニューデリー、ハード、ATPチャレンジャー)は1日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク243位の清水悠太が同271位のE・ダッラ・ヴァッレ(イタリア)を7-5, 7-5のストレートで破り、チャレンジャー大会では昨年11月の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)以来 通算5度目のベスト4進出を果たした。

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24歳の清水は今季、バンコク・オープン1(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でシーズンをスタートさせるも初戦敗退。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選1回戦で姿を消した。

そして先月のHCI バーニー国際2(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)では初戦突破を果たすも2回戦で敗退。それでも同大会のダブルスではB・ロック(ジンバブエ)とペアを組み全試合ストレート勝ちで優勝を飾った。

シングルス出場は4大会目となった清水は1回戦で世界ランク255位のM・ジャンビエ(フランス)、2回戦で第1シードのB・ボンズィ(フランス)をいずれもストレートで下し8強入りを決めた。

迎えた準々決勝、開始から互いに2度ずつブレークを奪い合いゲームカウント4-4に。第9ゲームで2度のブレークチャンスを活かせなかった清水だが第11ゲームで3度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをキープし先行する。

続く第2セット、第5ゲームで清水が先にブレークに成功。しかし、第6ゲームでブレークバックのチャンスを与えると最後はダブルフォルトを犯してゲームカウント3-3とイーブンに戻される。

それでも第11ゲーム、絶妙なドロップショットを披露するなど40-0とブレークチャンスを握った清水。最後はダッラ・ヴァッレのボールがネットにかかり2度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぐと最後はセンターへのサービスエースを沈め、1時間59分で勝利した。

清水がチャレンジャー大会で4強入りするのは今回で5度目。昨年1月のキャタピラー・バーニー国際(オーストラリア/バーニー、ATPチャレンジャー)、3月のプエルト マヒコ・オープン(プエルトバジャルタ/メキシコ、ハード、ATPチャレンジャー)、7月のシカゴ・チャレンジャー(アメリカ/シカゴ、ハード、ATPチャレンジャー)、11月の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産でベスト4に駒を進めている。

勝利した清水は準決勝で世界ランク241位のC・ウォン(香港)と対戦する。ウォンは準々決勝で同237位のT・スクールケイト(オーストラリア)を7-6 (12-10), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

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