全豪OPでの望月慎太郎
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男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は4日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク149位の望月慎太郎が第16シードで元世界ランク8位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 6-3のストレートで破り、予選決勝進出を果たした。

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20歳の望月は今季、チャレンジャー大会には出場せず、ツアー大会の予選を中心に参戦。シーズン開幕戦となった中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)にはワイルドカード(主催者推薦)で本戦に出場し続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りを果たした。

しかし、2月に行われたデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)では予選決勝で、ミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)では予選1回戦で、前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でも予選1回戦で敗退。ツアー本戦出場が叶わない苦しい展開が続いている。

その望月は予選1回戦で現在世界ランク117位のシュワルツマンと対戦。第1セット、望月は2ブレークアップとしゲームカウント5-1とリードする。ここからシュワルツマンに反撃を許しゲームカウント5-4とブレークの数で並ばれるも迎えた第10ゲーム、望月は4度目のブレークに成功し先行する。

続く第2セット、望月は第2ゲームで先にブレークに成功し3ゲームを連取。第5ゲームでブレークバックを許したものの直後の第6ゲームで再びブレークを奪う。その後はブレークポイントを与えず、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープし1時間31分で勝利した。

勝利した望月は予選決勝で世界ランク156位のB・ハッサン(ドイツ)と対戦する。ハッサンは予選1回戦で第5シードのA・カゾー(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

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