初戦突破を果たしたルブレフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日、シングルス2回戦が行われ、第5シードのA・ルブレフが世界ランク61位のA・マレー(イギリス)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで破り、失格となった前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)準決勝以来の試合で勝利し初戦突破を果たすとともに3回戦進出を決めた。

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世界ランク5位で26歳のルブレフは前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権での準決勝で線審に詰め寄り怒鳴りつけ、スポーツマンシップ違反により失格。ポイント&賞金が没収を科されるなどテニス界で物議を醸していたが、今月5日に処分が軽減され結果としてポイント&賞金が与えられることが決定した。

そのルブレフは今回、BNPパリバ・オープンに出場。上位4シードは1回戦免除のため2回戦が初戦となり、36歳のマレーと顔を合わせた。

この日の第1セット、互いにサービスキープを続けると第10ゲーム、マレーにパッシングショットを決められるなど4度のセットポイントとなるブレークポイントを握られたルブレフ。これを凌ぎタイブレークにもつれ込むと2度のミニブレークに成功し先行する。

続く第2セット、ルブレフは第4ゲームでブレークに成功しゲームカウント3-1とリード。その後も主導権を渡さず結果的に5ゲームを連取し1時間48分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載し「第1セットで彼に多くのチャンスがあったので先行できたのは幸運だった。もし取られていたら、本当に本当に大変だっただろうね。第1セットの後、僕は自信を取り戻したよ」と語った。

勝利したルブレフは3回戦で第32シードのJ・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは2回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク93位のB・ナカシマ(アメリカ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのC・アルカラス(スペイン)、第3シードのJ・シナー(イタリア)、第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)らが3回戦に駒を進めた。

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