(左から)ムセッティとジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は9日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク24位のL・ムセッティ(イタリア)が同36位のA・フィス(フランス)を6-3, 7-5のストレートで下し、3年連続3度目のベスト16進出を果たした。ムセッティは3回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

>>ジョコビッチ、シナーらモンテカルロMS組合せ<<

22歳のムセッティが同大会に出場するのは4年連続4度目。昨年は3回戦でジョコビッチを破り、同大会最高成績となるベスト8強進出を果たした。

今大会は1回戦で第13シードのT・フリッツ(アメリカ)を破り2回戦に駒を進めた。

迎えた2回戦、ムセッティはファーストサービス時に68パーセントの確率でポイントを獲得。フィスに2度のブレークを許したものの、自身はこれを上回る4度のブレークを奪い1時間40分で3年連続の16強入りを決めた。

ムセッティは3回戦で、ジョコビッチと2年連続で顔を合わせる。ジョコビッチは2回戦で世界ランク41位のR・サフィウリンを下しての勝ち上がり。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには次戦についての両者のコメントが掲載されている。

ムセッティ「ちょうど1年前、同じ大会、同じラウンド、同じスポットだから、ちょっと面白いね」

ジョコビッチ「僕は何も、誰も恐れていない。もう一度彼(ムセッティ)と対戦できることを心から願っている」

「彼は明らかにクレーコートで最も才能のある選手の一人であり、美しい片手バックハンドを持っている。 彼はとても運動能力が高いし、たくさん素晴らしいことを成し遂げることができる。 彼はイタリアだけでなく、世界中で最も有望な若手選手の一人だ」

ムセッティが再びモンテカルロの地でジョコビッチを破るか、ジョコビッチが雪辱を果たすか、この一戦に注目が集まる。


【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸
■公式ストアで最新シューズ&ウエア発売中>