現地25日、アメリカ/フロリダ州マイアミで開催されているマイアミ・オープンで女子シングルス4回戦が行われ、第23シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-3,1-6,6-2で破るアップセットを演じ、キャリア初の同大会準々決勝進出を決めた。

ガルシアは南フロリダ在住のガウフを1時間43分で退け、フランス人女子選手として今季初の準々決勝進出を果たした。ガウフとの直近3試合すべて制しているガルシアは、ガウフとの対戦成績を3勝2敗とした。

WTAによると、3回戦でグランドスラム4冠の大坂なおみに、4回戦で全米オープン現チャンピオンのガウフを破ったガルシアは、「本当に素晴らしい試合だったし、私にとって大きな勝利。この数カ月は簡単ではなかったが、昨日の試合に続いて今日は間違いなく大きな意味がある。素晴らしいテニスだった」とコメントした。

ガルシアは準決勝進出をかけ、元トップ10選手のダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。ガルシアはこれまでコリンズに勝利したことがない。

2022年全豪オープン準優勝選手のコリンズは、同日行われた4回戦で第19シードのソラナ・チルステア(ルーマニア)を6-3,6-2で破り、キャリア3度目のマイアミ・オープン準々決勝進出を決めた。コリンズは2018年の同大会に予選を通過して初出場すると、準決勝に進出。2022年大会でも準々決勝に勝ち進んだ実績を誇る。

(コメント引用元:https://www.wtatennis.com/news/3941958/garcia-topples-gauff-to-book-miami-quarterfinal-spot)