二刀流スターに新たな勲章が加わった。

 現地5月26日、今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導いた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、マイアミ・マーリンズとの試合前に表彰され、記念のトロフィーを受け取った。

 大会ベストナインに相当する「オールWBCチーム」に選出された大谷は、投手と指名打者の二部門で選出。米国代表のマイク・トラウト、メキシコ代表のパトリック・サンドバルとともに、トロフィーを持って記念撮影に応じ、球場のファンから拍手で祝福された。
  セレモニーの様子をエンジェルス公式ツイッターが写真や動画で投稿すると、日米のファンからも多くの賛辞が寄せられた。なかでも、トラウトが「優勝したのは日本」とばかりに、大会MVPに輝いた大谷を記念撮影の中央にいざなう気遣いに称賛の声が挙がっている。

 ツイッターのコメント欄には、「トラウトが大谷を真ん中にって誘導してんのがイケメンすぎる」「最初に端っこに行く大谷も謙虚だが、トラウトが場所を代わったのが、さらにカッコいい!」「これぞスポーツマン」「胸熱シーンだ」など反響が止まない。

 試合は2対6でエンジェルスが敗れ、連勝は「4」でストップ。大谷は4打数ノーヒットに終わり、快音は聞かれなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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