3月25日、フィギュアスケート男子の織田信成(大阪スケート倶楽部)が自身のインスタグラムを更新し、「来シーズンも現役続けることにしました!」と意思を表明した。

 2010年バンクーバー五輪7位入賞の実績を誇るスケーターは、「正直、一家の大黒柱としてこれ以上好き勝手にさせてもらっていて大丈夫なのかなと悩んだんですが、妻に相談した時に『まだ出来るなら絶対やった方が良い』って言われたのと、ファンの方に『全日本で観たいです!』と言って頂けた事がとても嬉しくて、それが大きかったかな」と決断に至った経緯を説明。

 そして「こんな自分でも応援してくれる人がいるなら、その人たちの為に頑張らなくていつ頑張るんだと!という事で、来年も試合に出ますが膝が観客席まで吹っ飛んでしまったら、皆さん投げ返して跳べ〜!!って叫んで下さい!!」とファンにお願いした。
  2013年にリンクから降りる決断を下した織田だが、2022年11月の国体派遣選手選考会で9シーズンぶりに現役復帰。2023年12月の全日本選手権を目指していたものの、復帰手続きで、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の登録で不備が発覚。10年ぶりの参加は夢に終わっていた。

構成●THE DIGEST編集部

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