大谷翔平の元通訳、水原一平容疑者のスキャンダルに関して新たな情報が発表され続けている。しかも内容が明らかになるたびに、衝撃度は大きくなっている印象だ。

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 その受け止め方は米メディアも同様だ。『FanSided』のコディ・ウィリアムズ記者は現地4月14日の記事で、“水原スキャンダル”に言及。「詳細が明からになるたびに、ミズハラの印象がさらに悪化していく」と伝えた。

「ミズハラは韓国ソウルに滞在中、クラブハウスで自らの違反行為とギャンブルによる借金をチーム全員に対して告白。話を完全に理解していなかったオオタニとホテルで話し合い、ブックメーカーに対する借金やオオタニの銀行口座から金を盗んでいたと告げた。さらにミズハラは自身を守るための最後の努力をしている。オオタニに“チームメイトらに話した嘘のストーリーに乗ってくれないか”と嘆願した」

『New York Times』紙が伝えた内容を引用したウィリアムズ記者は、水原容疑者が大谷に自らの嘘を受け入れさせようとした点に着目。「一連のスキャンダルについて、容疑者が極悪非道な人物であると思わせる記事がいくつもあった。ギャンブルでの借金の規模、他人の口座から巨額を盗んだ点を考慮すれば、それも納得がいく」と記載した。
  さらに、「長年連れ添った友人や周囲に対して嘘をつくのは、明らかになっている多くの事実のなかで、最も好ましくない点かもしれない。自己保身のために“嘘に付き合ってくれ”と頼むのは最悪の行為だ」と断罪している。

 水原容疑者は現地12日にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈金2万5000ドル(約380万円)で保釈を認められた。保釈の条件として、パスポート返納、賭博禁止、ギャンブル依存症の更生プログラムへの参加義務、許可なくカリフォルニア州の特定地区から外に出ること、大谷との接触禁止も言い渡された。5月9日の次回法廷で罪状認否が行なわれる予定になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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