元乃木坂46の1期生としても知られる高山一実の長編小説デビュー作を原作としたアニメ映画「トラペジウム」が5月10日より公開。本作の追加キャストとして、原作者の高山と同じく元乃木坂46の1期生として活躍した西野七瀬が出演することが発表された。

■「トラペジウム」あらすじ

主人公の東ゆう(声:結川あさき)は“絶対にアイドルになりたい”と強い思いを抱き、(1)SNSはやらない、(2)彼氏は作らない、(3)学校では目立たない、(4)東西南北の美少女を仲間にする、というルールを課して高校生活を送る夢に真っすぐな女の子。

半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通いながら、西、南、北の高校へ通うかわいい女の子と友達になる計画を進めていく。

そんな中で出会ったのが、人見知りでロボットに夢中な西テクノ工業高等専門学校2年生、“西の星”大河くるみ(声:羊宮妃那)、お蝶夫人に憧れるお嬢様で天真爛漫な聖南テネリタス女学院2年生、“南の星“華鳥蘭子(声:上田麗奈)、そしてボランティア活動に勤しむ控えめで優しい城州北高校1年生、“北の星”亀井美嘉(声:相川遥花)。

雰囲気やキャラも全く違うそれぞれの個性を持った“東西南北”の美少女たちは段々とそれぞれの仲を深めていくが、ゆうが夢を追い求める中で4人の関係性にすこしずつ変化が生じていく。

■高山一実&西野七瀬“たかせまる”コンビが出演

出演が発表された高山と西野は、乃木坂46時代にはファンから“たかせまる”の愛称で呼ばれていた仲良しコンビ。2人が共に仕事をするのは、2022年に開催された乃木坂46の10周年ライブ以来で、高山にとっては今回が声優初挑戦となる。

そんな2人が演じるのは、ゆうら4人が参加したボランティアで外国人観光客のガイドをしている伊丹秀一(声:内村光良)の仲間のおじいさんたち。

出演発表に併せて、2人がアフレコに挑戦する姿や、出演に至った経緯などを話すインタビューを捉えた特別映像も公開された。



■高山一実コメント

映画を制作するにあたり、スタッフさんとさまざまな話をしていたのですが、おもむろに「ちなみにおじいさんのキャスティングって決まってますか?」という話になりました。

老人と言えば、なーちゃん(西野)がおばあさんの声まねがすごく上手だったことを思い出しました。当時から「声優やった方がいいよ!」と話していたんです。演技の仕事もしているし、もしかしたらお願いできるかな?と思って提案したら、スタッフさんからも「いいね!」となりました。

さらに、「もう1人おじいさん役がいるんですが…」とのことで私が演じることになったのですが、このシーンだけは(見る時に)緊張しちゃいます。なるべくおじいさんに近づけるように、前かがみになったりして収録に挑みました。

■西野七瀬コメント

オファーを頂いてびっくりしました。でも、一番はかずみん(高山)が提案してくれたことがうれしくて「ぜひ!」とお受けしました。

おじいさん役…と言われてもどんな感じか分からないと思いますので、一つの楽しみにしていただけたらうれしいです。

1人で収録だったら心細かったのですが、2人で一緒に収録できたので、楽しみながら収録することができました。