ベリンガムの代役でバレッラを推薦

今シーズンは残すところ3試合となったリヴァプールは現在5位に位置し、CL出場圏内を争っている。今季は怪我人が続出してしまうという不運にも見舞われ、思うようなシーズンを送れていないリヴァプールは今夏大型補強に出るのではないかと噂されている。

リヴァプールの移籍の話で最初に挙がったのは、ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。しかし高すぎる移籍金のためリヴァプールは諦めたとの報道もでている。中盤の補強は指揮官のユルゲン・クロップの望むポジションの1つでもあるため、何人かの選手をピックアップしている可能性が高いと考えられる。そんな中、リヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏は『Mirror』にて、以前、リヴァプールが狙うと報道されていたインテルのMFニコロ・バレッラの獲得に太鼓判を推している。

バレッラは2019年にシーズン終了時に買い取りオプションの付いたローンでインテルに加入。翌シーズンには約11シーズンぶりとなるインテルの優勝に貢献した。この年リーグの最優秀MFにも選出されている。CLラウンド4・1stレグのACミラン戦でもピッチの上で存在感を見せつけた26歳のイタリア代表MF。ジェラードは、3月にEURO2024予選でイングランド対イタリアの試合を見た時にもバレッラのプレイを賞賛している。

バレッラは約7,000万ユーロ(約100億円)での獲得が可能と報道されており、ベリンガムよりは現実的な獲得となる。同じポジションのジェラードが太鼓判を押すバレッラをインテルが出すかどうかは来シーズンのCL出場権を獲得できるかどうかにかかっているとの噂も出ている。もし獲得できればリヴァプールにとっては大きな補強となるに違いない。