プレミアは下位クラブにも大物プレイヤーがいる

イングランド・プレミアリーグもいよいよ大詰め。優勝争いもそうだが、残留争いも熱い。

現在降格圏に沈んでいるのは、18位レスター・シティ、19位リーズ・ユナイテッド、20位サウサンプトンの3チーム。降格した場合、避けられないのが主力流出だ。

上記の3チームにも実力の高いプレイヤーはいる。

レスター・シティでは攻撃的SBリカルド・ペレイラ、ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス、イングランド代表MFジェイムズ・マディソン、イングランド人MFハーヴェイ・バーンズといった選手が興味深い。

特に中盤のエンディディ、ティーレマンス、マディソンはいずれも実力者で、代表クラスだ。彼らを欲する上位クラブは多いはずだ。

リーズでは、ワイドからの仕掛けが持ち味のコロンビア代表FWルイス・シニステラ、アメリカ代表MFタイラー・アダムス、イタリア期待の19歳FWウィルフリード・ニョント、23歳と若いフランス人GKイラン・メリエら若手実力者が揃う。

サウサンプトンでは何と言っても高精度キックを持つMFジェイムズ・ウォード・プラウズが最大の注目で、他にもドイツ代表DFアルメル・ベラ・コチャプ、ガーナ代表FWカマルディーン・スレマナ、DFティノ・リヴラメントら楽しみな若手がいる。

まだこの3クラブが降格と決まったわけではないが、昨今はプレミア下位クラブにも優秀なタレントがいる。降格した場合は争奪戦のターゲットになるはずで、移籍市場でも注目を集めるだろう。