コペンハーゲンを危なげなく撃破

CLラウンド16・2ndレグでコペンハーゲンと対戦したマンチェスター・シティ。

週末のマンチェスター・ダービーから大きくメンバーを変更して挑んだ試合だったが、マヌエル・アカンジ、フリアン・アルバレス、アーリング・ハーランドが前半のうちにゴールを奪い、3-1で勝利を飾った。2戦合計スコアを6-2とし、ベスト8進出を決めた。

フィル・フォーデンやケビン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバといった主力選手を休ませ、さらにロドリを前半で交代させながらも、伏兵コペンハーゲンに勝利を収めたシティ。抜群の安定感を見せるシティを今季の優勝候補筆頭だと語るのが、元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏だ。

「ホーム&アウェイの試合で彼らに勝てるチームがいるとは思えない。あとはどこが決勝に進むか次第だ。決勝で対戦する相手がどこであれ、1人か2人、試合をひっくり返せるようなスターダストが必要だ。そうなればチャンスはある。しかし私はシティが傑出した優勝候補だと思う。彼らは1つ上のレベルにいる」(『TNT Sports 』より)

シティはこの試合の勝利でCLホーム戦30戦無敗を記録し、そのうち28試合に勝利している。また現在22戦無敗を継続しており、7年連続でのベスト8進出を決めている。CLの舞台でも安定した結果を残すことができているペップ・シティ。ベスト8からはさらに激化してくるCLだが、今のシティが敗退するには1発勝負となる決勝しかない、とファーディナンド氏は考えている。

ここまでは、シティ、バイエルン、レアル・マドリード、PSGがベスト8に駒を進めており、番狂せは起こっていない。残り4チームはアーセナルvsポルト、バルセロナvsナポリ、ドルトムントvsPSV、アトレティコ・マドリードvsインテルの勝者となる。

昨シーズン、悲願のCL初優勝を果たしたペップ・シティは2連覇を達成することができるのか、注目だ。