カゼミロの序列が後退との見方

昨年11月より負傷離脱が続いていたマンチェスター・ユナイテッドMFメイソン・マウントの復帰が近づいている。

気になるのは中盤の構成だろう。マウントはトップ下、インサイドハーフでもプレイ出来る選手だが、マウントが離脱していた間にチームでは18歳のコビー・メイヌーが台頭。

英『Manchester Evening News』は、マウント復帰に関わらずメイヌーは外せない戦力だと主張していて、マウント復帰とともにカゼミロをベンチへ下げるのがベターとの考えを示している。

カゼミロは前節のエヴァートン戦に先発していたが、評価はあまり高くない。仮に[4-3-3]を選ぶならば、メイヌーをアンカーへ配し、その前にマウントとブルーノ・フェルナンデス、あるいはスコット・マクトミネイを起用するパターンに同メディアは期待しているのだ。

フェルナンデスはウイングでも起用できる選手だが、いずれにしてもマウント復帰で選択肢はかなり増える。メイヌーの台頭も非常にポジティブで、中盤のピースは揃いつつある。

メイヌー1枚に守備的MFを任せることに疑問もあるが、果たして指揮官エリック・テン・ハーグは復帰するマウントをどう起用していくのか。イングランド代表でも戦ってきた実力者だけに、コンディションさえ整っていれば違いを作れるはずだ。