アーセナル戦で負傷

マンチェスター・シティは3つのタイトル獲得に向けた終盤戦で、守備陣の怪我人が相次いでいる。

3月の代表ウィークでイングランド代表として参加したカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズが負傷し、さらにスイス代表に招集されていたマヌエル・アカンジも負傷していた。

しかし代表ウィーク明けのプレミアリーグ第30節のアーセナル戦にアカンジはスタメン出場し、ストーンズもベンチ入りを果たしたため、2人はそこまで大きな怪我ではなかったようだ。一方のウォーカーは長期離脱が予想されており、この試合もメンバー外であった。

ウォーカー抜きで挑んだアーセナル戦でシティに再びアクシデントが発生した。27分にネイサン・アケが負傷してしまい、リコ・ルイスとの交代を強いられたのだ。試合後、指揮官のペップ・グアルディオラは英『Sky Sports』に対し、「(彼は)今週オランダで代表チームで2試合に出場した。ジョンはすぐに良くなると思う。カイルは長くなり、今度はネイサンが長くなる」とコメントし、ウォーカーに続きアケの長期離脱を示唆した。

シティはミッドウィークにアストン・ヴィラとのリーグ戦を戦った後にレアル・マドリードとのCLが待っている。この試合右SBで途中出場したリコ・ルイスは奮闘したが、強豪との2連戦では守備面に不安を残してしまう。

ストーンズが復帰すれば、左からヨシュコ・グヴァルディオル、ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、アカンジという4バックが組めるが、スケジュールが厳しくなるこれからのことを考えると少し手薄か。

ウォーカーとアケの復帰予定はまだ未定だが、絶対的な右SBのウォーカーだけではなく、今季ディフェンスラインで一番安定したパフォーマンスを発揮していたアケも離脱する可能性が高いシティ。この苦しい状況を乗り越えることができるだろうか。