クラブでの時間は終わったとも
15日に行われたブンデスリーガ第29節でブレーメンと対戦したレヴァークーゼンは、5-0と圧巻のパフォーマンスで勝利。これにより、レヴァークーゼンのブンデスリーガ制覇が決定した。
今回はレヴァークーゼンのホームゲームで、試合終了後にはレヴァークーゼンのサポーターがピッチに流れ込むお祭り状態に。レヴァークーゼンにとっては最高のシナリオとなったのだが、この一戦の裏でブレーメン側にはちょっとしたトラブルが起きていたようだ。
問題となったのは、ブレーメンMFナビ・ケイタの行動だ。昨夏にリヴァプールを離れ、ブレーメン入りしたケイタ。しかし怪我の問題もあり、今季のプレイタイムは僅か106分だ。ここまで全く戦力になっていなかったのだ。
独『Bild』によると、そんなケイタは今回のレヴァークーゼン戦に帯同することを拒否したという。遠征前の段階でスタメンから外れることが分かっていたようで、それに納得しなかったケイタは帯同を拒否したという。
ブレーメンのディレクターを務めるクレメンス・フリッツ氏は、今回の出来事からケイタと今後のことを話し合うつもりとコメントしている。
「ナビは昨日の段階でスタメン入りしないことを知り、チームに帯同しないことを選んだんだ。明日には彼と代理人を交え、今後のことについて話し合う予定だ」
ブレーメンでのケイタは遅刻など素行面の問題が何度か指摘されており、同メディアは「彼のブレーメンでの時間はもう終わった」と取り上げている。怪我の問題も考えると、もう戦力とはカウントできないか。