前千葉県知事で俳優の森田健作がBS日テレ「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(毎月第2・4土曜日、9時から)を13日からレギュラー番組としてスタートさせる。

 人生最高の瞬間やどん底の時期などを森田が深掘りしていき「価値観の変化や不安定な日本情勢など現代の社会問題にも言及していきたい」という番組。森田にとって通算8本目の冠番組となり、「8」という数字に「末広がりで縁起のいい番組にしたい」という森田の意向もあって、第1回のゲストに、都内を中心にすし屋チェーン「すしざんまい」を展開する「喜代村」の木村清社長を招いた。

 森田が「以前、築地の本店に行ってきたんだけど、店員さんの気遣いが素晴らしかった。忙しい時は、ついつい雑になりがちだと思うけど…。以来、どんな社長だろうと気になっていた」という。すると、木村社長は「実は、すし屋になろうとは思わなかった」と吐露すると、その上で「飛行機のパイロットになりたかった」ことを明かした。番組では木村社長が、その後、どうしてすし屋に転じたことなどを語っている。

 また、森田から「人生を支えてきた曲」を尋ねられると、木村社長は畠山みどりの「出世街道」と語る。番組内で曲がかかると、感極まって涙を流す場面も。「ダメなんだよ。こればっかりは琴線に触れちゃって」と目を覆った。

 木村社長に対して森田は「社長の笑顔が素晴らしい。この笑顔が客を引っ張ってくるんだろう。笑顔は最高のメーキャップって言うけど、なるほど社長を見ていると、それを実感する」と感慨深げに語った。