【安田記念・耳より】メイケイエール　経験を武器に距離克服へ「年齢を重ね、いい意味でのズルさが出てきてくれていたら」

安田記念2023

［ＧⅠ安田記念＝２０２３年６月４日（日曜）３歳上、東京競馬場・芝１６００メートル］

　３０日朝は軽い運動メニューを入念にこなしたメイケイエール（牝５・武英）。左前脚のフレグモーネでヴィクトリアマイルを回避してからの復帰戦となるが、担当の吉田助手は「症状はそう重いものではなかったのですが、少しでも無理はさせられないとのことで大事をとっての回避でした。すぐに乗り出せましたし、この中間は順調に調整できていますよ」と、状態に関しての心配は無用のよう。

　今回は２１年桜花賞以来となるマイル戦。「体形や走り方からすれば全然こなせておかしくないと思います。一生懸命走り過ぎる性格だけど、年齢を重ね、いい意味でのズルさが出てきてくれていたら。道中はもう少しリラックスして走っていいんだよということを教わってきたので、それが生きていてほしいです」と経験を糧にした躍進を願っていた。

著者：東スポ競馬編集部