【桜花賞・厩舎直送】データも後押しする〝好打率〟　阪神ＪＦ２着馬ステレンボッシュは再度の栗東滞在「精神的な成長を感じます」

桜花賞2024

［ＧⅠ桜花賞＝２０２４年４月７日（日曜）３歳牝、阪神競馬場・芝外１６００メートル］

　ＧⅠ阪神ＪＦ２着馬は過去１０年で２勝、２着２回、３着２回の好成績。ステレンボッシュ（国枝）は今度の桜のステージでも侮れない存在となりそうだ。

　田村助手は「競馬に行って驚かせてくれる馬ですね。自分の想像よりも走ってくれます。心肺機能、ポテンシャルが高いので、マイル戦にも対応できているのかなと思いますね」と解説する。

　長距離輸送の負担を軽減するために、３月１４日から栗東トレセンに入厩。ここまで、きっちりとトレーニングメニューを消化している。１日朝のムードも上々で、洗い場で涼しい表情を見せていた。

「（栗東滞在は）２回目なので、すぐに環境に慣れました。カイバの心配もなく、トラブルもなく順調ですよ。前回（阪神ＪＦ出走時）は少しカッカしていましたが、今回は我慢できるようになっています。精神的な成長を感じますね」と同助手は確かな口調で言い切った。

著者：東スポ競馬編集部