プログノーシスはバネの利いた走りで登坂
プログノーシスはバネの利いた走りで登坂

 28日に香港のシャティン競馬場で行われるチャンピオンズデーに出走する日本馬が17日朝、東西トレセンで国内最終追い切りを行った。栗東ではクイーンエリザベスⅡ世Cで昨年2着のリベンジを狙うプログノーシスが、中内田調教師騎乗で坂路での単走。バネの利いたフォームで駆け上がり、馬なりで4ハロン55・5ー12・9秒をマークした。指揮官は「順調は順調です。あとは無事に輸送をクリアしてくれたら」と話した。

好時計をマークしたマッドクール
好時計をマークしたマッドクール

 チェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)に出走のマッドクールは坂井を背にウッドで単走。余力十分の手応えでラスト10・9秒(6ハロン84・0秒)の好時計を叩き出した。「全体時計はいらないので、しまいだけ見てくれと。予定通りです」と池添調教師。

 チャンピオンズマイルに挑むエルトンバローズは西村淳の手綱でウッド単走。ゴール前で仕掛けられるとシャープに反応して6ハロン84・2―11・1秒を計時した。杉山晴調教師は「追ってからの反応が良かったですし、香港の舞台も合っていると思います」。

著者:東スポ競馬編集部