馬房で落ち着いた様子を見せるスウィープフィート
馬房で落ち着いた様子を見せるスウィープフィート

オークス2024

[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳牝、東京競馬場・芝2400メートル]

 スウィープフィート(牝・庄野)が勝てば、2007年ローブデコルテ以来、17年ぶりとなる桜花賞4着馬のV。東京芝2400メートルでGⅠ勝ちの記録を残す父スワーヴリチャード、母の父ディープスカイの血統背景からも、距離延長で逆転するシーンがあっても驚けない。

「のびのびと走れるので(東京競馬場のような)広いコースはいいと思います。スッと切れるというよりも、ずっと長く脚を使うタイプ。不安もありますが、楽しみですよ」

 担当の渡辺助手が期待に瞳を輝かせる。鞍上は、1996年のエアグルーヴ以来、28年ぶりのオークス制覇を狙う武豊。「前回も馬の良さを最大限に引き出してくれたと思います。折り合いに関してもユタカさんは『大丈夫』と。普段から我慢できるようになってきましたので」と同助手。

 先週の段階で馬体重は472キロ。落ち着いた表情を見せていた13日朝の様子からも臨戦態勢に不備はない。

著者:東スポ競馬編集部