戦果は全て映像で確認。

デジタル情報大臣はドローン用弾薬の増産求める

 ウクライナのミハイロ・フェドロフデジタル情報大臣は2024年4月3日、敵車両へのドローン攻撃の有効性をアピールしました。

 フェドロフ大臣は公式テレグラムで、3月25日〜4月2日の約1週間にウクライナ軍の保有する自爆ドローンなどが達成した戦果を報告しました。

 それによると、20両のロシア戦車、39両の装甲戦闘車、66門の火砲、9の倉庫を破壊したそうです。なお、その戦果は全て攻撃を行ったドローンなどが録画した動画で確認したものとのことです。

 ドローンを戦場で多用しているウクライナ軍でも、この撃破数はかなりの数になるそうですが、フェドロフ大臣は「これは証拠映像があるものだけ。実際の成果はもっと大きい」と強調します。

 ウクライナ軍は、毎週ドローンでの戦果を調査しており、その部隊がドローンを使うのが効果的か判断し、自爆ドローンや爆発物を投下するドローンの配備などを行っているそうです。

 今回の戦果を受け、フェドロフ大臣は「国家にとっての優先課題は迅速な補給と、無人機用弾薬の増産である」と強調しました。