「190円でステーキ食べ放題」という、夢のような社員食堂が話題となっています。そこには社長の熱い思いがありました。
■広島・福山メーカーの“社食”が話題
プレートの上に、これでもかと積み上げられた、大量のステーキ。ステーキハウスかと思いきや、実はこちらは一般企業の社員食堂なのです。
しかも、このステーキが190円で食べ放題というのだからまさに驚き。
「月に1回チャレンジデーという日を設けておりまして、ステーキ食べ放題だとか、土用の丑の日にはウナギだったりとか、マグロだったりとか、豪華なメニューが食べられます」
物価高の中、あえて“太っ腹企画”を打ち出したのは、広島県福山市にある金属部品メーカー「キャステム」です。
ステーキ食べ放題の日は、60キロ以上の肉を用意。米はおよそ30キロ炊きます。こんがりと焼けた厚切りのステーキを食べやすい大きさにカット。ライスを盛った丼に乗せ、特製ソースをかければ出来上がり。
ほとんどの社員が食堂を利用するため、厨房(ちゅうぼう)には、数えきれないほどの丼が並びます。
「すごくおいしいです。一人暮らしをしているのですごく助かっています」
「これを190円で食べられるのはヤバいですよ。最低3回はお替わりしたいですね。これを食べてまた午後も頑張ります」