音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんが30日、ファッションデザイナーの桂由美さんの訃報を受け、自身のX(旧ツイッター)で追悼。亡くなる前日に会っていたことを明かした。
湯川さんは今月26日、Xで「今日はまだつぶやけませんが、明日あたりは世の中に出るニュースですけれど、今日は本当にショックな出来事がありました」とつづっていた。
30日のXでは「先日、私が大きなショックを受けて、思わず『明日になればニュースで出ることでしょう』とつぶやいてしまって、それきり伏せられて来た、悲しいご逝去が、本日発表されました」とし、「前日まで大阪でご一緒にスピーチをしたり、お元気な桂由美先生の温かい手を握っていたので、その温もりが私の手に残っている翌朝の突然のご逝去は、本当に信じられない、あまりにも悲しい出来事でした」と苦しい胸の内を吐露。「優しく強く、ひたすらに生きられた、素直な信念の方でした。心から桂先生のご冥福(めいふく)をお祈りしております」としのんだ。
また、タレントのキャシー中島(72)も同日、インスタグラムを更新し、「桂先生に初めてお会いしたのは、【独占!女の60分】と言う番組で取材をさせていただいた時です。それからかれこれ50年!!私の結婚式のドレス、娘2人の結婚式のドレスと公私ともにおつきあいさせていただきました」と長い付き合いを振り返った。
夫で俳優の勝野洋(74)の舞台も観劇してくれていたそうで、「大きな拍手をくださいました。いつも心に留めてくださいました。先生、寂しい!」と寂しさをにじませた。
今年2月には、桂さんも立ち合い、結婚45周年を祝う「サファイア婚」を開催したという。インスタには、踊る勝野&キャシー夫妻の後ろで楽しそうに手拍子する桂さんの様子が映る動画もアップされ、「2月にサファイア婚のイベントをしていただいたのが最後になりました。その時にこんなに早くお別れが来るとは思いもしませんでした。一緒にご飯を食べに行くお約束、実現しなかったですね。寂しい。ただただご冥福をお祈りするばかりです」と思いをはせている。
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