「生きていてほしかった」死亡女性の母親手記…宝塚歌劇団 14のパワハラ認め謝罪
28日、劇団側が「遺族の要求を受け入れ謝罪したため、遺族側と劇団側が合意に達した」と発表しました。
劇団側は亡くなった女性に対して、上級生がヘアアイロンでやけどを負わせたことや、人格否定のような言葉を浴びせたことなど、14の行為をパワハラと認めたということです。
会見では、女性の母親の手記が読み上げられました。
亡くなった女性の母親の手記
「一切パワハラは無かったと主張された劇団が、多くのパワハラを認め、本日ようやく調印となりました。言葉では言い表せない、たくさんの複雑な想いがあります。娘に会いたい。生きていてほしかったです」
また、合意書調印の場には、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長も同席し、遺族に直接謝罪しました。
「パワハラ行為に関わった」とされる上級生ら6人の謝罪文を手渡したということです。
(「グッド!モーニング」2024年3月29日放送分より)