北朝鮮による軍事偵察衛星の再打ち上げが近いとされるなか、韓国が一足先に2基目となる軍事偵察衛星を打ち上げました。

 韓国国防省は8日午前8時17分、2基目の軍事偵察衛星をアメリカ・フロリダ州からイーロン・マスク氏が創業した宇宙開発企業「スペースX」の「ファルコン9」に搭載して打ち上げ、「午前9時2分頃、目標軌道に進入した」と発表しました。

 衛星は今後、弾道ミサイル発射などの軍事挑発を続ける北朝鮮を監視するために使用されます。

 一方、北朝鮮も今年3基の衛星を打ち上げると宣言していて、南北による競争が宇宙空間でも激しくなっています。