日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分〜)。今回のテーマは、「夢見るYOUが春のデスマッチ 天国or地獄SP」。人生の大勝負に挑むYOUたちが続々登場する90分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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成田国際空港で声をかけたのは、フィンランドから来たちょっぴりシャイなニコさん(35歳)。来日は9回目で、今回は4年ぶりにカノジョのアヤノさん(日本)に会いに来日した。インタビューに応じてくれたのは、実はアヤノさんの強い希望があったから。

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そんなニコさんの日本での楽しみは「蒙古タンメン中本」(辛旨ラーメンの名店)の激辛味噌ラーメン「北極」。これまで100回以上食べても飽きないという辛党だ。

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そんな激辛好きが、「もっと辛いお気に入りレストランで食べたことがあって」と、とある店のライセンスを見せてくれた。そこには「DEATH」という、物騒な文字が…。「店で一番辛いの(『ジョロキア地獄うどん』というメニュー)を食べた人だけが『デスうどん』に挑戦できるんだ。僕はまだ食べたことないけど。僕が食べて来た№1の激辛グルメになると思う」という。実際に店を取材したサイトによると、「デスうどん」は気絶する人が出たほどの辛さ…と紹介されている。これはかなりヤバそうだ。ニコさんが挑戦しようか悩んでいると、アヤノさんは「やってみれば? 食べきれなくてもいいから」と、さくっと誘導。ついにやる気になったニコさんに、ついて行きたいとお願いすると「泣いて食べる姿でよければ」と快諾してくれたので密着決定! しかも後日、アヤノさんがお店に連絡して撮影許可まで取ってくれた、あざーす。

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挑戦当日は、アヤノさんから胃の調子を心配されながらお店へ。尻に敷かれっぱなしのニコさんがアヤノさんと出会ったのは語学交換サイトで、積極的な性格に惹かれたのが付きあい始めたきっかけだ。

それから8年、悩みがあれば常にアヤノさんに相談してきた。ジム通いを始めたのも、スーパーで働きながら大学に進学したのも、すべてポジティブな誘導のたまもの。彼女は優柔不断なニコさんの背中を押してくれる、大切な存在のようだ。

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いよいよ「武蔵野うどん藤原 北与野本店」に到着。しかし発券機には「デスうどん」の食券がない。焦りつつ、アヤノさんの誘導で店員さんにライセンスを見せると、すんなり対応してくれた。「デスうどん」は食券機では買えない裏メニューだったのだ。

さっそく席についたアヤノさんは、“辛さレベル2(激辛)”をオーダー。通常メニューは同じ料金で、辛さをレベル5まで自由に選べる。一方の「デスうどん」(1,200円)は、辛さレベルがなんと20!なので、挑戦メニュー・レベル10の「“ジョロキア地獄うどん」を完食できたライセンス保持者だけが注文できるシステムだ。

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いよいよ来た、「デスうどん」! おどろおどろしいドクロマークの麺に、真っ赤っかのつけ汁という、赤白コントラストが鮮やか!

カツオだしベースのつけ汁には、オリジナル激辛スパイス、中国産激辛唐辛子20本、「タバスコ」の約200倍の辛さのブート・ジョロキア粉末、そして“名前は言えない”激辛唐辛子の粉末、これらがどっさり投入され地獄の辛さを誇る。麺のドクロマークも、やっぱり名前の言えない激辛唐辛子。完食率はわずか1%。アヤノさんはマスクを外せないからと、食べずにニコさんを応援しようとコップに水を注いだ。

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麺を激辛つけ汁にひたし、「美味しい」とハイペースで食べるニコさん。食べ始めから6分でうどんは完食したが、つけ汁はまだまだ残っていた。汗だくで辛さにもだえるが、アヤノさんに「でも飲みたいんだよね」と誘導されると、「うん…」と汗をぬぐう。汗と鼻水が止まらず咳込み、手をプルプルさせながらも唐辛子20本を丸ごと食べ尽くした。そんな姿に、「(唐辛子の)鞘はみんな残していくので…」と店員さんも驚くが、アヤノさんに「でも残したくないんです」と誘導されると、やっぱり同意しちゃうのであった。「胃が爆発してる」と悲鳴をあげつつ、30分後にはつけ汁が空っぽに。すごいぞ、完食大成功だ!

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今回、完食の証として、ライセンスに青いシールを貼ってもらえた。シールが10個貯まれば、かっこいい銀色のライセンスに交換してらえるという。そのためにはあと9杯のデスうどんに挑戦する必要がある。

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アヤノさんに「どうどう? シルバーがんばる?」と誘導され、「また『デスうどん』を食べないといけない」とひるむが、アヤノさんに「やる気になりました」と宣言され、あっさり誘導しきられたところで密着は終了。

別れ際には、「美味しいしカードも欲しいから次も絶対食べに来るよ!」と、やる気に満ち溢れていたニコさん。新たな挑戦、2人でがんばって〜!