マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーがプレミアリーグでの優勝争いを振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

シティはプレミアリーグ最終盤にきてアーセナルから首位の座を奪取。アーセナルが20日の第37節でノッティンガム・フォレストに0-1で敗れたことにより、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティの3連覇が確定した。

翌21日にはホームでチェルシーと対戦し、優勝に花を添える1-0の勝利。6シーズンで5度目の優勝という黄金時代を築いているシティだが、今シーズンは序盤戦から首位を快走したアーセナルに次ぐ2位の時期が長く、「8」ポイント差がついたことも。ウォーカーは追いかける立場の方が長かったここまでの戦いを振り返った。

「アーセナルは素晴らしい戦いを披露し、僕たちは彼らに限界までプッシュしてもらったと言える。彼らはある時期にいくつかの問題を抱え、僕たちはそれをうまく利用して今の位置まで到達できた。僕たちが信じられないような連勝街道を進んできたのは間違いないけどね」

アーセナルのつまずきがタイトル獲得をもたらしたとの認識を示したウォーカー。一方で、シティという集団の精神的な強さも誇る。

「僕たちはここ数年で数多くのことを達成してきたチームだ。どんなチームにもキャプテンと監督がいるけど、僕たちシティは全選手が自ら考えて行動する。今シーズンはこれまでになく各々に求められる基準が高くなっていたよ」

「ただ、シーズンのある時までは十分なプレーができていなかったし、カタール・ワールドカップ(W杯)が終わったあとはプレーレベルを上げる必要があった。始まりはリバプールとの試合だったね」

「とにかく僕たちに対して懐疑的な人たちが間違っていることを証明できてよかったよ。だけど、これが全てではない。ロッカールームにいる仲間たちと一緒なら、何かを掴むことができるといつだって信じてる」

見事にプレミアリーグを制したシティだが、今シーズンは3冠の可能性も。来月3日にFAカップ決勝戦でマンチェスター・ユナイテッドと、来月10日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でインテルと対戦する。

決勝は初優勝目指すシティvs13年ぶり優勝のインテル!
『チャンピオンズリーグ』WOWOWで独占生放送&ライブ配信!
>詳しくはこちら