インテルは4日、セリエA第27節でジェノアと対戦し2-1で勝利した。

公式戦9連勝中で首位を独走するインテル(勝ち点69)は、ミッドウィークに行われた延期分のアタランタ戦からスタメンを3人変更。アルナウトビッチ、ダルミアン、バストーニに代えてサンチェス、ダンフリース、カルロス・アウグストをスタメンで起用した。

前節のウディネーゼ戦で公式戦4試合ぶりの白星を飾った12位ジェノア(勝ち点33)に対し、インテルは23分に自陣でのクリアボールを拾ったムヒタリアンがカウンターを仕掛けると、左サイドからのアーリークロスをボックス右に駆け上がったバレッラが右足ボレーで合わせたが、このシュートはわずかに枠の上に外れた。

その後は一進一退の展開が続いたが、インテルは30分に先制する。バイタルエリア手前でボールを受けたサンチェスがラストパスを供給すると、3列目からボックス内まで駆け上がってきたアスラニがダイレクトシュートゴールに突き刺した。

さらにインテルは34分、ラウタロ・マルティネスのスルーパスで抜け出したバレッラが中央左まで切り込みシュート。これは左サイドネットに外れたが、シュート後にバレッラと交錯したフレンドルップのファウルがVARの末に認められ、PKが与えられる。このPKをサンチェスが難なく沈め、追加点を奪った。

互いに選手を一人ずつ入れ替えて迎えた後半、先にスコアを動かしたのはジェノア。54分、バデリの右クロスをクリアボールをボックス手前に走り込んだバスケスが左足ボレーで合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれた。

1点を返されたインテルは、66分にもバデリの浮かせたパスをレテギが頭で繋ぎ、最後はボックス手前に抜け出したヴィティーニャにネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で難を逃れた。

ピンチを凌いだインテルは、76分にラウタロ・マルティネスを下げてアルナウトビッチを投入。すると試合終盤の91分、ドリブルで右サイドを持ち上がったバレッラの折り返しをボックス内のアルナウトビッチが右足で合わせたが、シュートはGKマルティネスのセーブに阻まれた。

結局、試合は2-1でタイムアップ。前半の2ゴールで逃げ切ったインテルが、公式戦10連勝を飾り、2位ユベントスとの勝ち点差を“15”に広げた。

CL・ELは決勝Tに突入!
パリvsソシエダ、インテルvsアトレティコなどWOWOWで生中継
>放送予定など詳しくはこちら