ドイツ代表が国際Aマッチ4試合ぶりの勝利を手にした。

ドイツは23日の国際親善試合でアウェイのフランス代表戦に臨み、開始1分にフロリアン・ヴィルツのゴールで先手を奪うと、49分にカイ・ハヴァーツが追加点。フランスが攻め手に回る時間が多かったが、2-0で勝利した。

ドイツ『Sport1』によると、ユリアン・ナーゲルスマン監督はチームを労いながら振り返った。

「チームに大きな賛辞を。とても良かった。特に最初の25分間がね。もう1ゴールを奪えたかもしれない。入りは計画されたもので、コーチによって準備され、見事に実行できた。とても良いスタートが切れたよ」

そんなドイツで注目されたのが約3年ぶりの代表復帰を決め、復帰戦だったトニ・クロース。電光石火弾をアシストしたのはクロースだった。

指揮官も「正直に言って、信じられないね」と開始10秒足らずでアシストの34歳MFを絶賛した。

「我々の誰もが彼にボールを持たせたら、何をしてくれるのか知っている。だが、彼がどうやって身を投じたかもわかるはず。それは過去に否定されることもあった部分だが、信じられないほどハードワークし、守備も安定感があった」

「私が気に入っているのは彼がそれほど成功する選手だとわからないところ。彼はグループに溶け込んでいるし、そんなに(周りとの)違いもわからない」