チェルシーは7日、プレミアリーグ第32節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し2-2の引き分けに終わった。

3日前に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦を壮絶な打ち合いの末に勝利した9位チェルシー(勝ち点43)は、その試合からスタメンを3人変更。ムドリクやバディアシル、グストに代えてマドゥエケ、チアゴ・シウバ、チャロバーをスタメンで起用した。

6試合未勝利の最下位ブレイズ(勝ち点15)に対し、立ち上がりから圧力をかけたチェルシーは11分にセットプレーで先制する。ギャラガーの右CKをボックス中央に走り込んだチアゴ・シウバが右足でゴール左隅にシュートを流し込んだ。

幸先良く先制したチェルシーだったが、22分に不用意なミスパスからピンチを迎える。自陣右サイド深くでボールを回収したチアゴ・シウバがGKにバックパスを送るも、これをボックス左でマクバーニーがカット。マイナスに折り返したボールをブレレトン・ディアスが右足で合わせたが、シュートはカイセドに当たり、枠を外れた。

ややホームチームに押し込まれる時間の続いたチェルシーは、32分に失点を許す。ハメルのスルーパスからボックス右深くまで駆け上がったボーグルがクロスと見せかけてダイレクトシュート。GKペトロビッチは左足に当てるも弾ききれず、ボールはゴールに吸い込まれた。

1-1で迎えた後半、先にチャンスを作ったのは積極的な入りを見せたブレイズ。54分、ボックス左のアルブラスターがマイナスに落としたボールをボックス左手前のハメルがダイレクトシュート。右足アウトサイドで放たれたシュートは左サイドネットを叩いた。

後手に回ったチェルシーだったが、66分に勝ち越しゴールが生まれる。中盤でのボール奪取から素早くボールをつなぐと、パーマーのパスを右サイドで受けたマドゥエケがドリブルでボックス右から侵入。カットインから左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。

勝ち越したチェルシーは72分にも、ボックス左手前からパーマーがミドルシュートでゴールを脅かしたが、このシュートはGKグルビッチが右手で弾き出した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。試合終盤に差し掛かり、チェルシーは93分にジャクソンとククレジャを下げてカサデイとバディアシルを投入しを投入し逃げ切りを図ったが、直後に失点する。

右クロスのこぼれ球をペナルティアーク手前のハメルが弾き返すと、ボックス内のアーチャーが頭で繋いだボールをゴール前の抜け出したマクバーニーが右足で流し込んだ。

結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。土壇場被弾で追いつかれたチェルシーは、最下位相手に痛恨のドローとなった。

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