来たる2023年5月25日、ついに三菱「デリカミニ」が発売されます。遊びに使える優れた居住性や頼もしいルックスなどで人気を集めているデリカミニですが、もうひとつ見逃せないのがカスタムの楽しさ。なかでも、アクティブとワイルドをテーマにしたふたつの純正カスタムスタイルは要チェックです。

新生「デリカミニ」に用意されるふたつの純正カスタム仕様

 2023年1月に開催された東京オートサロン2023で実車が初公開された三菱の新型「デリカミニ」。発売前の時点ですでに9000台ほどの受注を集めるなど、スマッシュヒットを記録しています。

 人気の秘密はさまざまですが、「デリカD:5」を想起させる力強いスタイリング、高い車高とスクエアなフォルムによる広々としたキャビン、リアの両側スライドドアを核とする抜群の使い勝手、そして、優れた悪路走破性などが高く評価されているようです。

 このように、昔からSUVを数多く手がけてきた三菱車らしい美点を多数備えるデリカミニですが、実はもうひとつ、このモデルには見逃せない魅力があります。それは、カスタムを楽しめること。

 今後、サードパーティによるカスタムパーツが多数登場すると思われますが、実は発売と同時に用意される三菱純正のアクセサリーも、デリカミニの個性をより際立たせてくれるスグレモノぞろいです。

 そんな三菱純正のカスタマイズアイテムは、「アクティブトーンスタイル」と「ワイルドアドベンチャースタイル」というふたつのスタイルを選択可能。ここからはそれぞれの詳細を見ていきましょう。

●都市にも似合うスタイリッシュなアクティブトーン

 アクティブトーンスタイルは、都市にも似合うスタイリッシュなカスタマイズアイテムで構成。デリカミニの個性ともいうべきフロントマスクの“ダイナミックシールド”と、フロントおよびリアのガーニッシュをグロスブラック仕上げとし、さらにエンブレム類はホワイトで仕上げるなど、白と黒のコーディネートでスタイリッシュさを強めています。

 フロントマスクでは、ダイナミックシールドやフロントグリルガーニッシュをグロスブラック仕上げに。フロントバンパーエンブレムにはホワイトのレタリングをプラスしています。

 リア回りは、テールゲートガーニッシュをグロスブラック仕上げとし、テールゲートエンブレムの文字はホワイト仕上げとしています。

 さらに、フロントフェンダーやリアピラー部には、ステンシル風のオマージュデカールをレイアウト。ミリタリー調のデザインがデリカミニの無骨なスタイルにマッチしています。

 そのほか、サイドプロテクター風のサイドデカールや、ラリーマシンのようなマッドフラップも装着されています。

●オーナーの冒険心をくすぐるワイルドアドベンチャー

 対するワイルドアドベンチャースタイルは、その名のとおり、冒険心をくすぐってくれるコーディネートです。ダイナミックシールドと、フロントおよびリアのガーニッシュをフィールドで映えるシルバー仕上げとし、タフなイメージとSUVらしさを強調します。

三菱「デリカミニ」の「ワイルドアドベンチャースタイル」は、タフなイメージとSUVらしさを強調。オーナーの冒険心をくすぐってくれる

 フロントマスクは、シルバー仕上げのダイナミックシールドとフロントグリルガーニッシュを採用し、フロントバンパーエンブレムには精悍なブラックのレタリングを配しています。

 リア回りは、テールゲートガーニッシュをシルバー仕上げのものに変更し、テールゲートエンブレムのレタリングをブラックのものに変えています。

 さらに注目したいのは、フロントフェンダーやリアのフューエルリッドなどにあしらわれたオマージュデカール。三菱が“デリカナスタイル”と呼ぶレトロなフォントが印象的で、カタカナで「デリカミニ」と描かれたロゴが遊び心を感じさせます。

 加えてワイルドアドベンチャースタイルには、シルバーのフロントアンダーデカールやリアアンダーデカール、「DELICA MINI」のロゴが入ったアルミホイールデカール、サイドプロテクター風のサイドデカール、さらに赤いマッドフラップもラインナップ。合わせて、ベースキャリアとブラックのルーフラックアタッチメントもプラスされるなど、力強くワイルドなイメージが満点です。

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 これら多彩なアクセサリーは、それぞれセット販売されるほか、単品での装着も可能。お気に入りの純正アクセサリーを選んでカスタムし、自分好みのデリカミニを仕立てるのも楽しいでしょう。