業務スーパーの冷凍食品である「もっちりクレープ」は、食べたいときにすぐクレープを作ることができる優れもの。使いたい分を取り出せ、短時間で解凍でき、やり方も簡単。手間と時間を省いてクレープ作りが楽しめますよ♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

業務スーパーには、おうちで手軽に楽しめるスイーツ材料が豊富に揃っています。

「自分で焼くのは自信がない……」というクレープも、すでに焼き上がった状態で冷凍してある「もっちりクレープ」を使えば、お菓子作りを普段しない人でも、失敗なく作れますよ!

【業務スーパー】もっちりクレープ(プレーン)

クレープの皮は地道に焼く作業が大変で、ちょっと気合が必要ですよね。がんばって作ったのに破れてしまったり、枚数が足りなかったり……。意外に時間も取られます。

その手間と時間を省略できるのが、業務スーパーの「もっちりクレープ(プレーン)」です。

こちらの商品はオランダ直輸入。日本のクレープとは、味も見た目も少し違いがあります。

■原材料名:小麦粉、植物油脂、卵、ホエイパウダー、砂糖、食塩、ライ麦粉/膨張剤、乳化剤、酸味料、(一部に卵、乳成分、小麦を含む)

■内容量:600g(10枚)

■保存方法:−18℃以下で保存

■凍結前加熱の有無:加熱してあります。

■加熱調理の必要性:加熱してお召し上がりください。

■原産国名:オランダ

■購入時価格:450円

■栄養成分表示(1枚当たり)

エネルギー 132kcal、たんぱく質 2.9g、脂質 4.7g、炭水化物 19.7g、食塩相当量 0.7g

※推定値

購入した商品の賞味期限は、約9ヶ月後でした。

「もっちりクレープ」の直径は17cmほどで、クレープ屋さんの皮のように大きくはありません。一般家庭にあるフライパンサイズで、ホームメイドの雰囲気。横から見るとよくわかりますが、1枚1枚の厚みがクレープにしてはしっかりあるので、10枚といってもボリュームがあります。

「もっちりクレープ」の取り出し方と保存方法

パックされているフィルムは手で簡単にはがせる仕様になっています。

うっすら氷の粒がついた皮は、10枚が塊になった状態でパックされています。

もし数枚だけ使用したい場合、溶ける前にササっと短時間で素早くはがして、残りはすぐに冷凍庫に戻す必要があります。

手で無理にはがそうとすると割れそうだし、溶けてきたらふにゃふにゃになりそうだし……ということで、パレットナイフをさし込んで慎重にはがしてみました。包丁なんかでも大丈夫。

クレープの表面に凹凸があることと、細かな氷の粒があることで、意外にすんなり1枚ずつはがすことができます。

もし同じタイミングで全部使い切るとしても、10枚の塊のままでは調理できません。一度、1枚ずつはがしておきましょう。

再冷凍すると品質が劣化してしまいます。使わない分は、できるだけ早く冷凍庫に戻しましょう。

霜がつくと品質が落ちてしまうので、空気に触れないようにすると◎。開封したパックのままでは密閉できないため、パックごとフリーザーバッグに入れたり、密閉できるシールラップで包んで冷凍庫へ。

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「もっちりクレープ」の調理方法

「もっちりクレープ」は要加熱商品なので、凍ったまま加熱解凍します。クレープにしてはしっかりした生地ですが、それでも薄いので解凍は短時間で済みます。

加熱方法は、フライパン調理と電子レンジ調理の2種類!

フライパン調理

凍った状態の「もっちりクレープ」をフライパンに置き、温かくなるまで両面を加熱します。

元々焼き色がしっかりついているので、軽く温める程度。1枚ずつ加熱するので、何枚も使うときにはちょっと時間がかかりますが、段取りよくすればあっという間。

解凍してくるとやわらかくなるので、ひっくり返すときはふにゃっとしますが、優しく扱えば破けません。

温めたクレープはふんわりやわらか。適度に弾力もあり、巻いたり、たたんだりできます。加熱時間を長くすればパリッとした仕上がりにもできるので、好みで調節可能。

電子レンジ調理

電子レンジでの調理はもっと簡単。耐熱皿に乗せて500Wの電子レンジなら約1分加熱すればOK。

フライパンで温めたよりもさらにふわっとやわらか。くるくる巻いても割れません。

「もっちりクレープ」の味や食感

もっちりクレープの気になる味や食感はというと……名前に違わず、確かにもっちり! ライ麦粉が配合されているため香ばしさがあって、甘味だけでなく塩味も感じます。

日本でよく食べられるクレープはスイーツとしてが多く、ほんのり甘味を感じるものがほとんどですが、オランダから直輸入された「もっちりクレープ」は、味も食感ももっと存在感があります。これは食事パンの代わりにもなるし、スイーツ系だけでなく、総菜系クレープにもぴったり。

「もっちりクレープ」おいしい活用アイデア

チョコバナナ生クリーム

クレープの代表といえばチョコバナナ。やっぱりおいしいですよね!

丸ごと1本バナナを包んだり、ちょっとカーブしていて包みにくければスライスしても。生クリームとチョコソースを一緒に包んで、お好みで刻んだピスタチオをかけたら完成♪

アップルキャラメルカスタード

カスタードクリームとりんご煮に、キャラメルソースをプラス。これも間違いない組み合わせ。

りんご煮材料

・りんご……1/2個

・砂糖……大さじ1

・レモン汁……小さじ1/2

・水……小さじ2

・バター……5g

作り方

① りんごはいちょう切りを半分にするように切り、砂糖、レモン汁、水を加えて水気がなくなるまで焦げないように混ぜながら煮る。

② りんごが透き通ってきたらバターを加えて混ぜる。

カスタードクリームはレンチンで簡単に作ることができます。

カスタードクリームの材料(作りやすい量)

・卵…1個

・砂糖……35g

・薄力粉……大さじ2

・牛乳……200ml

・無塩バター……10g

・バニラエッセンス……数滴

作り方

① 耐熱ボウルに卵を割り入れて、砂糖を加えてよく混ぜる。

② 薄力粉も加えてよく混ぜる。

③ 牛乳も加えてよく混ぜる。

④ ラップをしないで電子レンジ600Wで2〜3分加熱する。

⑤ よく混ぜて、とろみがまだかつないようなら、様子を見ながら追加で加熱。

⑥ バターとバニラエッセンスを加えてよく混ぜる。

刻んだアーモンドやレーズン、シナモンなど、お好みでかけてください。

小倉クリームチーズ

和洋の組み合わせ代表はあんことクリームチーズ。生クリームなら小倉クリームになります。

クリームチーズとあんこを中心線に並べ、上下の端を内側にたたんで包みます。

シンプルにこれだけでもおいしいですが、いちごやキウイなどの甘酸っぱいフルーツを一緒に包んだり、栗の甘露煮も並べて包んでもおいしいです。

チーズクリームのクレープ包み

カッサータ風のチーズクリームをクレープで包みました。このまま冷凍してアイスケーキにしても◎。

今回はラズベリーを入れましたが、柑橘系やいちごなど甘酸っぱいフルーツがよく合います。

材料(1個分)

・もっちりクレープ……1枚

・生クリーム……20ml

・クリームチーズ……20g

・ラズベリー……好きなだけ

・アーモンド……1〜2粒

・チョコレート……好きなだけ

・砂糖……5g

※甘味は加えるフルーツやチョコレートの量で変わるので、好みで調整してください。

作り方

① クリームチーズを室温に戻してクリーム状にし、生クリームと砂糖を加えて混ぜてから泡立てる。

② 刻んだアーモンドとチョコレートを加えて混ぜる。

③ 解凍したクレープを広げ、真ん中にクリームを乗せ、ラズベリーを中心に埋める。

④ 上下左右をたたんで、ひっくり返す。

※あとはお好みでデコレーションしてください。

ジャムを混ぜたり、ソースをかけたりしてもOK。「もっちりクレープ」なら包みやすいです。

ガレット風

クレープの起源は、そば粉を使ったガレットだと言われています。「もっちりクレープ」にはライ麦粉が使われており、その香ばしさがちょっと似た雰囲気を感じさせてくれます。フライパンで解凍しながら、そのまま仕上げます。

材料(1枚分)

・もっちりクレープ……1枚

・卵……1個

・ハム……1枚

・キャベツ……1/3枚

・塩こしょう……適量

・パセリ……お好みで

作り方

① クレープをフライパンで焼く。

② 片面を焼いてひっくり返したらハムをのせ、千切りにしたキャベツで輪を作り、中に卵を割り入れる。

③ 卵の白身が固まってきたら、クレープの端を折りたたむ。

④ 刻んだパセリと塩こしょうをふりかける。

※卵の火の通し加減はお好みで調整してください。皮はパリッと焼き上げるとおいしいです。

ウインナーチーズロール

子どもウケ間違いなしのウインナーロール。中にケチャップとチーズも入れて、クレープでクルクル巻きました。食卓にホットプレートを出して焼いてもイイですね♪

材料(1人前)

・もっちりクレープ……1枚

・ウインナー……2本

・とろけるチーズ……好きなだけ

・ケチャップ……適量

・粒マスタード……適量

作り方

① フライパンにクレープとウインナーをのせて焼く。

② 片面を焼いてひっくり返したら、表面にケチャップを塗り、とろけるチーズをのせる。手前の端にウインナーと粒マスタードものせる。

③ 端からクルクルと巻く。

クレープパーティ

休日はおうちでクレープパーティもオススメ。何個も包むのは大変ですが、それぞれ自分用の特別なクレープを作ってもらえば、盛り上がること間違いなし! 子どもも意外に上手に作ったりします。多少散らかすことがあっても気にしないのが成功のコツ!

「もっちりクレープ」はやわらかくて厚みもあるので破れにくく、クレープパーティにはもってこいです。フルーツやクリーム類、アイスやソースなど揃えれば、あとは各自楽しんで♪

サンドウィッチの具材に使うようなものなら、スイーツ系でなくてもOK! レタスやきゅうり、トマトなどの野菜に、ベーコンや卵、ツナやサラダチキンなんかもイイですね。

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まとめ

業務スーパーの「もっちりクレープ」は、厚みのあるクレープの皮が10枚冷凍されたもの。すでに焼いてあるので、短時間加熱するだけで解凍できます。

ふんわりやわらかなクレープは、甘味だけでなく塩味もあり、ライ麦粉配合で香ばしく、スイーツ系だけでなく総菜系クレープにもぴったり。冷たいものも温かいものも合わせられるので、いろいろなものを具材にしてみてくださいね♪

よんぴよまま
この記事の執筆者
よんぴよまま
男の子3人、女の子1人の母。 自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。 料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。 生活に役立つ情報を発信したいと思います♪
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